定延利之(編)『限界芸術「面白い話」による音声言語・オラリティの研究』
(ひつじ書房) 目次

序章「わたしのちょっと面白い話」とは?(定延利之(京都大学))

第1部 「わたしのちょっと面白い話」の面白さ

山口治彦(神戸市外国語大学)
「パブリックな笑い,プライベートな笑い―ジョークと体験談に見る笑いの種類と文化の関係」
瀬沼文彰(西武文理大学)
「「ちょっと面白い話」を通して現代社会の「笑いのコミュニケーション」を考える」
ヴォーゲ=ヨーラン(神戸女学院大学)
「やりとりから生まれる面白さについて―「ちょっと面白い話」のツッコミを中心に」

第2部:「わたしのちょっと面白い話」を用いた日本語研究

金田純平((株)国際電気通信基礎技術研究所)・波多野博顕(国際交流基金)・乙武香里(早稲田大学他)
「笑い話における言語・非言語行動の特徴―関西の一般人と関西芸人の比較から」
大工原勇人(中国人民大学)
「フィラー「コー」における心内情報処理」
羅 米良(大連外国語大学)
「話し言葉における「スゴイ」の副詞用法についての一考察」
羅 希(京都大学・日本学術振興会特別研究員)
「語りの構造をめぐって―「わたしのちょっと面白い話」から見えてくること」

第3部:「わたしのちょっと面白い話」を外国語に訳す

山元淑乃(琉球大学)
「「わたしのちょっと面白い話」のフランス語訳をめぐって―フランス語訳をめぐる「後思案」」
新井潤(国際交流基金)・孟桂蘭(フリーランス)
「「わたしのちょっと面白い話」の中国語訳をめぐって」
森庸子(同志社大学)・アンソニー=ヒギンズ(フリーランス)
「「わたしのちょっと面白い話」の英語訳をめぐって―日英の言語文化的異同とユーモア」
イリーナ=プーリック(ノボシビルスク国立大学)・奥村朋恵(ノボシビルスク国立大学)
「「わたしのちょっと面白い話」のロシア語訳をめぐって」

第4部:「わたしのちょっと面白い話」と日本語教育

宿利由希子(神戸大学)・昇地崇明(ボルドーモンテーニュ大学)・仁科陽江(広島大学)・萩原順子(オックスフォード大学)・櫻井直子(ルーヴァン・カトリック大学)
「「わたしのちょっと面白い話」コンテストに対する学習者の意識調査」
三枝令子(一橋大学)
「わたしのちょっと面白い話」から見た話し始めと話し終わり」
林良子(神戸大学)・国村千代(レンヌ第一大学)
「「わたしのちょっと面白い話」を題材とした日仏遠隔授業の試み」
櫻井直子(ルーヴァン・カトリック大学)・ダヴィッド=デコーマン(ルーヴァン・カトリック大学)・岩本和子(神戸大学)・林良子(神戸大学)・楯岡求美(東京大学)
「エスニック・ジョークと倫理」
鎌田 修(南山大学)
「プロフィシェンシーからみた「面白い話」」

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